
| 名前 | ラベンダースピカ |
| 学名 | Lavandula spica |
| 科名 | シソ科 |
| 抽出部位 | 花、葉 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 香り | 清涼感があり、すっきりとした野性味溢れる香り。カンファーのような強い香りが感じられれスパイシーさの要因となっている |
| 主な成分 | モノテルペンアルコール類/酸化物類 カンファー(樟脳) リナロール 1,8-シネオール カンフェン |
ラベンダースピカのエピソード
ラベンダースピカは、スパイクラベンダーとも言います。
古代から多くの文化で重宝されてきました。その歴史は、古代ローマやギリシャに遡ります。ローマ人はラベンダースピカを浴場で使用し、その清涼感と殺菌効果を高く評価していました。ギリシャでは、医師ヒポクラテスがラベンダーを薬用植物として記録しており、その効能が認知されていました。
中世ヨーロッパでは、ラベンダースピカはハーブガーデンの必需品でした。修道院や医療施設では、ラベンダーの抗菌性と鎮静効果を利用して傷や感染症の治療に用いられました。また、魔除けとしても使われ、その香りが悪霊を遠ざけると信じられていました。
イギリスでは、16世紀にラベンダーの栽培が盛んになり、エリザベス1世の時代には貴族たちの間で人気が高まりました。エリザベス1世自身もラベンダーの香りを好み、日常的に使用していたとされています。
ラベンダースピカに関する興味深いエピソードとして、フランスのプロヴァンス地方の農夫たちが収穫時にラベンダーの束を頭に乗せて作業をしていたことが挙げられます。これは、ラベンダーの香りが頭痛を和らげ、集中力を高める効果があると信じられていたためです。
また、第一次世界大戦中には、フランスの看護師たちがラベンダースピカの精油を消毒液として使用していた記録があります。この時代には、抗生物質が普及していなかったため、天然の抗菌剤としてラベンダーの精油が重宝されていました。
このように、ラベンダースピカは古代から現代に至るまで、多くの文化や時代を超えて愛され、その効能と香りが広く認識されています。
ラベンダースピカ(ラバンドゥラ・ラティフォリア)の香りは、一般的なラベンダー(ラバンドゥラ・アングスティフォリア)に比べて少し異なります。以下のような特徴があります:
香りの特徴
- スパイシーさ:ラベンダースピカの香りは、一般的なラベンダーよりも少しスパイシーで、ピリッとした感じがあります。
- カンファーのノート:カンファー(樟脳)のような強い香りが感じられ、これがスパイシーさの要因となっています。
- フレッシュさ:清涼感があり、すっきりとした香りが特徴です。
- ハーバル:ハーブらしい、自然な香りも持ち合わせています。
このため、ラベンダースピカの香りはリフレッシュ効果が高く、集中力を高めるために利用されることが多いです。
ラベンダースピカの効果効能
心への効果
ラベンダースピカの精油は、心に対して様々な効果をもたらします。まず、その清涼感のある香りは、ストレスや不安を軽減し、心を落ち着かせる効果があります。スパイシーでフレッシュな香りが、リラックスしながらも精神を活性化させ、集中力を高めるのに役立ちます。
ラベンダースピカの香りは、気分を高揚させ、精神的なバランスを整える作用があります。特に、心が乱れたり、イライラしたりする時に、その香りを嗅ぐことでリフレッシュし、ポジティブな気持ちに導かれます。ラベンダースピカの精油は、不安や緊張を和らげるため、瞑想やヨガの際にも効果的です。
さらに、睡眠障害に悩む人にとっても有益です。ラベンダースピカの香りは、寝る前に使用することでリラックス効果を高め、安眠を促します。これは、ラベンダースピカが持つ鎮静作用が、心を静め、深いリラクゼーション状態をもたらすためです。
- 鎮静作用(神経や身体を落ち着かせる作用)
- 抗不安作用(不安な気分をとりのぞき、気分を明るくさせる作用)
- 精神安定作用
- 気分高揚作用
- 集中力向上作用
身体への効果
ラベンダースピカの精油は、身体にも多くの有益な効果をもたらします。まず、抗炎症作用があります。これにより、皮膚の炎症を軽減し、軽い火傷や虫刺されの治療に利用されます。抗菌・抗真菌作用も持つため、傷の消毒や感染症の予防に役立ちます。
鎮痛効果もあり、頭痛や筋肉痛、関節痛の軽減に効果的です。エッセンシャルオイルを使用したマッサージや温湿布として利用することで、痛みを和らげ、リラクゼーションを促進します。また、呼吸器系のトラブル、例えば咳や風邪、鼻づまりなどの症状を緩和するために使用されることがあります。蒸気吸入や胸部へのマッサージに効果的です。
さらに、ラベンダースピカは免疫力を高める効果もあります。抗酸化作用があり、体内のフリーラジカルを除去することで、免疫システムを強化します。これにより、風邪やインフルエンザなどの感染症に対する抵抗力が高まります。
- 抗炎症作用(炎症を抑制する作用)
- 抗菌作用
- 抗真菌作用
- 鎮痛作用(一時的に局所的な痛みを和らげる作用)
- 免疫調整作用
- 抗酸化作用
- 去痰作用
環境への効果
ラベンダースピカの精油を空間に香らせることで、多くの効果が得られます。まず、ラベンダースピカのスパイシーでフレッシュな香りは、精神的なリラックス効果をもたらします。ストレスや不安を和らげ、心を落ち着かせる効果があり、リビングルームやベッドルームでの使用に最適です。この香りは、快適な空間を作り出し、心地よいリラックスタイムを提供します。
また、ラベンダースピカの香りは集中力を高める効果もあります。仕事場やホームオフィスに香らせることで、作業効率を向上させることができます。スパイシーな香りが脳を刺激し、注意力を維持するのに役立ちます。
さらに、ラベンダースピカの香りは、抗菌・抗ウイルス効果も持っています。空間に香らせることで、空気中の菌やウイルスを抑制し、清潔な環境を保つことができます。これは、特に風邪やインフルエンザが流行する季節に有益です。
ラベンダースピカの香りは、睡眠の質を向上させる効果もあります。寝室で使用することで、リラックスして深い眠りに導かれやすくなります。寝る前にディフューザーで香りを拡散させると、快適な睡眠環境を作り出せます。
また、ラベンダースピカの香りは、呼吸器系の健康にも寄与します。蒸気吸入や空間に拡散することで、鼻づまりや咳の症状を緩和する効果があります。これにより、呼吸が楽になり、全体的な健康状態を改善することができます。
- 抗不安作用
- 鎮静作用
- 精神安定作用
- 集中力向上作用
- 抗菌作用
- 抗ウイルス作用
- 睡眠促進作用
- 呼吸器系緩和作用
ラベンダースピカがおすすめの空間・店舗

ラベンダー精油の活用がおすすめな空間について解説します。
スパ、リラクゼーションエリア、ヨタスタジオ
ラベンダースピカの精油は、スパのリラクゼーション空間に最適です。スパはお客様がリラックスし、心身のバランスを整える場所です。ラベンダースピカのスパイシーでフレッシュな香りは、ストレスを和らげ、深いリラクゼーションを促進するのに役立ちます。エントランスで香りを漂わせることで、訪れるお客様に最初の瞬間からリラックス感を提供できます。
トリートメントルームでは、マッサージやフェイシャルの際にラベンダースピカの香りを使用することで、施術の効果を高めることができます。特に、アロマテラピートリートメントやアロマバスでは、その抗不安作用と鎮静効果が最大限に発揮され、お客様は心身ともにリフレッシュされるでしょう。リラクゼーションエリアやヨガスタジオにもラベンダースピカの香りを取り入れることで、瞑想やヨガの効果を高め、心地よい空間を提供することができます。
ティーハウス
ラベンダースピカの香りは、カフェやティーハウスでも効果的に使用できます。カフェはお客様がリラックスし、くつろぎの時間を過ごす場所です。ラベンダースピカの香りをエントランスやカウンター周辺に漂わせることで、お客様が店内に入った瞬間に心地よい雰囲気を感じられます。香りの効果で、ストレスを軽減し、リラックスして過ごせる空間を提供します。
また、ティーハウスではラベンダースピカの香りが特に効果的です。ハーブティーやアロマティーと組み合わせることで、香りと味覚の相乗効果を楽しむことができます。ラベンダースピカの香りは、集中力を高める効果もあるため、勉強や仕事をするお客様にも喜ばれるでしょう。定期的にアロマワークショップやティーブレンドのイベントを開催し、ラベンダースピカの魅力を紹介することで、リピーターを増やすことができます。
仕事場やホームオフィス
ラベンダースピカの香りは集中力を高め、リフレッシュ効果があるため、仕事の効率アップが期待できます。
また、安眠効果や精神を落ち着かせる有用性もあるため、瞑想やヨガスペースなどにも適しています。
清涼感とフレッシュな香りが特徴であるため、エントランスや寝室・リビングルーム等様々な場所で使える香りといえます。
ホテル・リゾート
ホテルやリゾートは、旅行者にとってリラックスとリフレッシュを求める場所です。ラベンダースピカの香りをホテルのロビーや客室に取り入れることで、お客様に快適な滞在を提供することができます。特に、ラベンダースピカの香りはリラックス効果が高く、長旅の疲れを癒すのに最適です。ロビーで香りを漂わせることで、到着した瞬間からリラックスした気分を味わえます。
客室では、ラベンダースピカの香りを枕やシーツに軽くスプレーすることで、快適な睡眠を促進することができます。香りの力で、不安やストレスを和らげ、深い眠りに導きます。また、スパ施設が併設されているホテルでは、スパエリア全体でラベンダースピカの香りを使用することで、全体的なリラクゼーション効果を高めることができます。
ホテルのレストランやバーでもラベンダースピカの香りを取り入れることで、お客様にリラックスした食事やドリンクタイムを提供することができます。特別なイベントやパーティーの際には、ラベンダースピカの香りをテーマにしたアロマコーナーを設置し、ゲストに香りの魅力を体験してもらうことができます。
ラベンダーを活用した事例
AOI’S AROMAのラベンダーを活用した事例をご紹介します。詳しい事例に関しては、「お客様の声」で紹介しています。
こまもの玖様(和装小物セレクトショップ)

上品な色目の和装小物がずらりと並んだ、目にも美しい空間。お客様にゆっくり過ごしていただきたいということから、リラックス効果のあるブレンドにて演出しています。「和装の小物にこだわるのは、お着物上級者ですので、よいものをご存じの方々をお迎えする空間作りをこだわっております。柔らかな自然光の入る空間に合った香りを選んでいただきました。優しい天然アロマ香る空間でゆっくりお買い物していただけます。」というご意見をいただきました。
婦人科クリニック様(大阪)

待合室にて。来院の不安や緊張を和らげること、空気環境の改善や院内感染予防を目的としています。待ち時間にリラックスしていただけるような香りにしています
ラベンダーがブレンドされたオイル
AOI’S AROMAでは、ラベンダー精油の効果を最大限感じていただける天然100%エッセンシャルオイルを扱っております。
国際アロマセラピスト資格を持ったアロマのプロが選定したエッセンシャルオイルを、ぜひ空間デザインにご活用ください。



