アロマと空気清浄機は併用できる?デメリットや併用上の注意点を紹介

室内の空気をきれいに保つために空気清浄機を使っている方は多いと思いますが、リラックス効果や気分転換を求めてアロマを取り入れたいと思う方も多いのではないでしょうか。

そこで気になるのが、「アロマディフューザーと空気清浄機は一緒に使っても大丈夫なのか?」という点です。

せっかくアロマを楽しみたいのに、空気清浄機にすぐ吸い込まれてしまったり、逆に機器に悪影響を及ぼしてしまったりしないか気になりますよね。

この記事では、アロマと空気清浄機の併用ができるのか、そして併用する場合の注意点について詳しく解説します。

本記事の監修者

ウェルネスコンサルティング株式会社
代表取締役 葵 智恵子

葵 智恵子 ウェルネスコンサルティング株式会社
葵 智恵子 保有資格

ホテル、車ショールーム、クリニックをはじめ全国200ヶ所以上で香り空間デザインを実施

アロマの資格として、英国IFA認定国際アロマセラピストという、英国では看護師と同等の医療従事者として扱われる資格を取得。アロマ検定本『アロマ物語』監修。

アロマ空間デザイナー養成のためのアロマ空間デザインスクールを経営しており、全国から法人・個人の受講者が集まっている。

【保有資格】

目次

空気清浄機とアロマの効果

まずは空気清浄機とアロマそれぞれにどのような効果があるのか、以下で紹介します。

空気清浄機の効果

空気清浄機は、空気中に漂うハウスダストや花粉、カビなどのアレルギー物質を取り除く働きがあります。特に小さなお子さんやペットのいる家庭では、空気中の汚染物質を取り除くことが健康を守る上で重要です。

また、近年のモデルは性能が大幅に進化しており、PM2.5のような目に見えないほど微細な有害物質にも対応できるものが増えています。

消臭機能を備えた機種では、料理やタバコ、ペットのにおいなど生活臭の軽減にも効果的です。

空気清浄機は、空気環境を整える基盤づくりの役割を果たしてくれる機器として役立っています。

アロマの効果

アロマには心地よい香りによるリラクゼーション効果が広く知られています。ラベンダーやカモミールなどは安眠をサポートし、柑橘系の香りは気分をリフレッシュさせる働きがあります。

さらに、ティーツリーやユーカリのように抗菌作用が期待できる精油もあり、空気環境を清潔に保つうえで役立つ場合もあります。夏場にはレモングラスやシトロネラといった虫よけ効果のある香りも人気です。

アロマは単なる「香り」ではなく、暮らしのさまざまなシーンで心身の健康をサポートしてくれる自然由来のケア方法として注目されています。

空気清浄機とアロマの併用は良くない?

リードディフューザー

自分が過ごす空間の環境をより良くするために、空気清浄機もアロマもどちらも使用したい場合もあるかもしれませんが、両者の併用はあまり推奨されません。理由を以下で解説します。

アロマと空気清浄機の干渉リスクがある

多くの空気清浄機は「におい」を検知して取り除く仕組みを採用しています。そのため、人にとって心地よいアロマの香りも、不快な臭気と同じように消臭の対象となってしまいます。

結果として、せっかくのアロマがすぐに消えてしまい、十分に香りを楽しめなくなる可能性があります。特に脱臭フィルター付きの空気清浄機では、この現象が起こりやすいといえます。

空気清浄機の故障リスクにも注意が必要

精油は油分を含むため、拡散した成分が空気清浄機のセンサーやフィルターに付着する可能性があります。フィルターが目詰まりすれば空気清浄機の性能の低下や誤作動を引き起こす原因になりかねません。

また、加湿機能がついた空気清浄機の場合は注意がさらに必要です。湿気と精油の油分が混ざることで内部の部品に負担がかかり、故障や寿命の短縮につながる恐れがあります。

例えば、柑橘系の香りに多く含まれるリモネンや、虫よけに使われるシトロネラールといった成分は、油分を含んでいるためフィルターに付着しやすく、目詰まりや性能低下の原因になることがあります。

アロマと空気清浄機を併用する際の注意点

商業空間 アロマ

どうしてもアロマと空気清浄機を併用したい場合の注意点を以下で紹介します。

空気清浄機の種類を確認する

空気清浄機には「HEPAフィルター型」「脱臭フィルター型」など脱臭機能がついた機種がいくつかあります。

脱臭フィルターが搭載されたタイプでは香りが消されやすいため、アロマとの相性はあまり良くありません。逆に、脱臭機能がないモデルであれば、併用しても影響が少ない場合があります。

アロマとの併用を検討している場合は、購入前に製品仕様を確認することが大切です。

アロマディフューザーと空気清浄機の距離を保つ

アロマディフューザーを空気清浄機の吸気口の近くに設置すると、香りの粒子を空気清浄機が吸ってしまい、香りが広がらないうえに機械内部にオイルが溜まりやすくなります。

そのため、アロマディフューザーと空気清浄機の距離は、最低でも1〜2メートル空けるのがおすすめです。

使用タイミングや場所を調整する

香りを楽しみたい時間帯は空気清浄機をオフにしたり風量を弱にするなど、使用時間や使用方法を工夫することで、併用のデメリットを抑えアロマの香りをより長く感じられます。

また、空気清浄機を置いている部屋とは別の部屋でアロマを楽しむなどの方法もあります。リビングでは空気清浄機、寝室ではアロマ、と空間ごとに役割を分けるのも良い方法です。

特に就寝前のリラックスタイムや読書、入浴後のリフレッシュタイムなどは、香りを優先することで心地よい空間づくりにつながります。

大型のディフューザーを使用する

大型のディフューザーを使用することで拡散力が高まるため、普通のディフューザーよりは空気清浄機に香りを吸収されにくくなります。

ただ、空気清浄機の故障のリスクもあるため、距離を離して設置するなど他の注意事項を守ることが必要です。

小さなお子さんやペットがいる場合は空気清浄機を優先する

赤ちゃんや小さな子ども、ペットがいる家庭では、アロマよりも空気清浄機を優先するのがおすすめです。

大人には心地よい香りでも、子どもや動物には刺激が強すぎる場合があります。そのため、香りを楽しむよりもまず室内の空気を清浄に保つことが安全面では重要です。

アロマを使う場合も、子どもやペットがいない部屋で短時間だけ楽しむなど、使用場所や時間を工夫すると安心です。

併用する場合は空気清浄機のメンテナンスが重要

アロマを空気清浄機と併用すると、精油に含まれる油分や香りの成分がフィルターや内部に残りやすくなります。そのまま放置するとフィルターの目詰まりや性能低下を招き、空気清浄機本来の空気をきれいにする力が弱まってしまう可能性があります。

また、内部に残った香りが混ざり合い、好ましくない匂いが発生するケースもあります。これを防ぐため、メーカーが推奨するタイミングでフィルターを交換したり、定期的に内部を清掃することが大切です。特にアロマをよく使う場合は、通常よりも早めのメンテナンスを意識すると安心です。

まとめ

アロマも空気清浄機もより良い空間づくりを手助けしてくれるアイテムですが、互いの機能が干渉し合うため、併用には注意が必要です。

併用すると空気清浄機に故障のリスクがあることを認識し、アロマの使用タイミングや空気清浄機の機種を配慮しながら試してみてください。


ウェルネスコンサルティング株式会社では、アロマの専門家が貴社の空間に合わせた最適な空間デザインをします。

当社では、東京・関東を中心に、関西や北陸・北海道含め、全国に200ヶ所以上の実績がございますので、どのような広さや空間でも対応可能です。

お問い合わせから、アロマ空間デザインに関する無料相談を実施しています。是非お気軽にご相談ください。

本記事の監修者

ウェルネスコンサルティング株式会社
代表取締役 葵 智恵子

葵 智恵子 ウェルネスコンサルティング株式会社
葵 智恵子 保有資格

ホテル、車ショールーム、クリニックをはじめ全国200ヶ所以上で香り空間デザインを実施

アロマの資格として、英国IFA認定国際アロマセラピストという、英国では看護師と同等の医療従事者として扱われる資格を取得。アロマ検定本『アロマ物語』監修。

アロマ空間デザイナー養成のためのアロマ空間デザインスクールを経営しており、全国から法人・個人の受講者が集まっている。

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