
| 名前 | ヘリクリサム |
| 学名 | Helichrysum italicum |
| 科名 | キク科 |
| 抽出部位 | 花 |
| 抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
| 香り | フローラル系。ラズベリーを思わせるほものかに甘いフローラルな香り。 |
| 主な成分 | 酢酸ネリル: 35-50%を占める主要成分。 リモネン: ~10%含まれる。 β-ジオン: ケトン類ではあるが、毒性は低く、打撲やあざの解消に驚異的な効果を示す。 |
ヘリクリサムの神話やエピソード
イモーテルとも呼ばれます。イモーテルとは不死身を表し、「太陽の花」と称されることもあり、黄金色に輝く花は不死性や再生の象徴ともされ、神殿の装飾にも用いられていたと言われています。中世のヨーロッパでは、魔除けや悪霊除けとして家の中に吊るす風習もありました。
また、「不老長寿の薬草」として修道院医学でも重宝され、聖ヒルデガルトの記録にも類似の植物が登場しています。19世紀にはフランスで蒸留技術が確立され、アロマテラピー分野においても評価が高まりました。
近代では、その優れた皮膚再生効果や血液循環促進作用から、化粧品業界でも注目されています。フランスやイタリアでは「ヘリクリサムの畑」が観光名所になるほど人気で、精油は非常に希少で高価なものの一つです。

血腫抑制や血液凝固の阻止を期待して用いられます。打撲やあざやこぶといえばヘリクリサムです。必要に応じて幹部に塗布すると驚異的な効果があるとされます。
スポーツアロマ、とも呼ばれます。
ヘリクリサムの効果効能
心への効果

ヘリクリサムの香りは、心の深い部分に働きかけ、過去の感情的な傷やトラウマを癒す力があるとされています。
怒りや悲しみ、不安などのネガティブな感情を和らげ、内面の落ち着きを取り戻すサポートをしてくれます。繊細で温かみのある香りは、心の緊張をほぐし、安心感を与えることで知られています。
- 抗不安作用(Anxiolytic)
- 鎮静作用(Sedative)
- 抗うつ作用(Antidepressant)
- 神経バランス調整作用(Nervine)
身体への効果

ヘリクリサムは「自然の抗炎症剤」とも呼ばれるほど、炎症に対する高い効果が期待されています。
打撲や筋肉痛、関節の痛みなどに有効とされ、血流を促進し、老廃物の排出を助けます。また、皮膚の修復にも優れており、瘢痕形成(傷あと)やアトピー、湿疹のケアにも用いられています。。
- 抗炎症作用(Anti-inflammatory)
- 鎮痛作用(Analgesic)
- 瘢痕形成作用(Cicatrisant)
- 静脈強壮作用(Phlebotonic)
- 抗アレルギー作用(Antiallergic)
環境への効果

ヘリクリサムの香りを空間に拡散させることで、心と体の再生力を高める効果が期待されます。疲労感の蓄積した空間に香らせると、精神的・肉体的な緊張をゆるめ、深いリラックスへと導きます。集中力を維持しながら、過度なストレスを和らげるため、癒しと活力の両面で空間に調和をもたらします。
- 抗ストレス作用(Anti-stress)
- リラクゼーション促進作用(Relaxant)
- 神経強壮作用(Tonic for nervous system)
- 空間清浄作用(Air-purifying)
ヘリクリサムがおすすめの空間・店舗
ショールーム
高級感と洗練された印象が求められるショールームでは、ヘリクリサムの深みのあるハーバル・フローラル調の香りが空間の品格を引き立てます。
ネリルアセテートやイタリドン類などの成分は心を穏やかに整える働きがあり、高額な製品を選ぶ顧客の緊張を和らげ、購買意欲を高める効果が期待できます。
エステやスパ
心身をトータルに癒すことを目的とした空間において、ヘリクリサムの香りは非常に相性が良いです。
抗炎症や鎮静効果により、スキンケア施術との相乗効果が生まれます。
施術中のリラックス効果を高めるだけでなく、空間全体に深い癒しをもたらします。
マンションの共有ラウンジ
住民の心身の安定や快適さを提供する場として、ラウンジなどの共用スペースにヘリクリサムを取り入れるのもおすすめです。
優しく包み込むような香りが、住まう人々に「帰ってきた」という安心感を与え、心理的な満足度を向上させます。


