私たちの考え方|Our Approach to Scent Design

香りは、設計と管理があってこそ価値を持つ

香りは、ただ空間に拡散すればよいものではありません。

香りは「出せばよいもの」ではありません

香りは、空間の印象を大きく左右する要素です。
一方で、強さや使い方を誤ると、不快感やストレスにつながることもあります。

私たちは、「良い香りを出すこと」ではなく、「人が心地よく過ごせる状態をつくること」を、香りの役割だと考えています。

安全性について

安全性は、香料だけで決まるものではありません。

IFRAをどう捉えているか

当社で使用する香料は、IFRA(国際香粧品香料協会)が定める国際的な安全基準を前提に設計されています。
ただし、香りの安全性は、「IFRA準拠の香料を使っているかどうか」だけで完結するものではありません。空間の広さ、換気状況、拡散方法、人の滞在時間や動線などによって、香りの感じ方や影響は大きく変わります。

そのため私たちは、香料そのものだけでなく、使われ方まで含めて安全性を考えることが重要だと考えています。

天然精油について

「天然だから安心」という考え方について

天然精油は、香りの魅力や価値が高い一方で、成分によっては刺激性や感作性を持つものもあります。そのため「天然だから安心」とは考えていません。

私たちは、天然・合成という区別ではなく、「どの成分を、どのような環境で、どの程度使うか」を重視しています。自然由来であっても、空間で使用する以上は、適切な設計と管理が必要だと考えています。

空間演出としての香り

空間演出は「設置して終わり」ではありません。

設置して終わりではない理由

空間の香りは、ディフューザーを設置してスイッチを入れれば完成するものではありません。
香りが強くなりすぎていないか、利用者に負担をかけていないか、空間の用途に合っているか。
そうした点を確認しながら、必要に応じて調整することまで含めて、空間演出だと考えています。

アロマ空間デザインのオイルの販売について

アロマ空間デザイン用のオイルを販売している業者もありますが、香りはオイルそのものだけで空間が完成するものではありません。
そのため当社では、オイルのみの販売・指導のない導入についてはお勧めしておりません。

オイルのみの販売をしない理由

香料そのものが安全基準に配慮されていることは、重要な要素のひとつです。しかし、空間演出においては、使い方や拡散方法によって、結果が大きく変わるという特性があります。

そのため当社では、オイルのみを販売し、使用方法の説明や設計を行わない形での導入は行っていません。使用方法や設計を伴わない導入では、香りが過剰になるリスクを適切に管理できないためです。

香りは、正しく扱われてこそ価値を発揮するものだと考えています。当社では、空間や利用状況に応じた調整まで含めてサポートしています。

私たちが目指す香り空間

私たちが目指しているのは、「香りがあること」ではなく、「香りが気にならないほど自然に溶け込んだ空間」です。

安全性・心地よさ・空間の目的。それらのバランスを大切にしながら、責任を持って香りの設計と運用を行っています。

香りは、管理されてこそ価値を持ちます。

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