【オフィス・店舗向け】広いスペースに適したアロマディフューザーは「広範囲かつ大容量」がポイント!おすすめの機材も徹底解説!

アロマディフューザーは、空間に香りを届ける際に有効な製品です。近年では、香りを使ったブランディングや空間演出の一環で、ディフューザーを取り入れるオフィスや店舗が増えています。

とはいえ、広いオフィスや店舗になると、アロマディフューザーをただ設置するだけでは「思っていたよりも香りが広がらない」「特定の場所で匂いを感じられない」といったトラブルに繋がることが少なくありません。

この記事では、業務用アロマディフューザーの特徴や広いスペースでディフューザーが機能しない原因、おすすめの製品について紹介します。

オフィスや店舗にアロマを取り入れる際に、効果的に活用したい方はぜひ参考にしてみてください。

ショールーム
目次

広範囲のスペースに対応した業務用アロマディフューザーの特徴

「香りを空間全体にしっかりと拡散したい」と考えるオフィスや店舗の管理者にとって、業務用アロマディフューザーは頼もしい製品といえます。広範囲に対応したアロマディフューザーには、次のような特徴があります。

  • 香りを拡散するパワーがある
  • 香りの強弱を調整できる
  • アロマオイルを大容量収納できる

以下では、広範囲のスペースに対応した業務用アロマディフューザーの特徴について詳しく解説します。

香りを拡散するパワーがある

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業務用アロマディフューザーの大きな強みは、香りを広範囲にしっかりと届けられる拡散力です。特に天井が高く、人の出入りが多いオフィスや店舗では、一般的な家庭用アロマディフューザーでは空間全体に香りを行き渡らせるのが難しいことがあります。

その点、業務用アロマディフューザーは、次のような理由から香りを広い空間にも効果的に届けることができます。

  • 出力の高いポンプを搭載しているため
  • アロマを微細な粒子にして拡散することで、香りを均一に広げられるため
  • 空調ダクトと接続し、エアコンの気流を活用できるため

業務用と家庭用のアロマディフューザーでは、特にポンプの出力に大きな違いが見られます。

また、「コールドエアディフュージョン」という技術を取り入れたアロマディフューザーを使うと、アロマをナノレベルの粒子に変えて拡散できます。結果、非常に小さいアロマの粒子が長時間浮遊し、空間へムラなく広がります。

ほかにも、空調ダクトと接続できるタイプのディフューザーなら、エアコンの気流にアロマを乗せて広範囲に香りを届けることが可能です。数十〜数百平方メートルにもおよぶ空間でも香りをムラなく広げられます。

香りの強弱を調整できる

広い空間に香りを行き渡らせるだけでなく、香りの強さをコントロールできることも、業務用アロマディフューザーの特徴の一つです。常に同じ強さで香りが漂うと、利用者によっては「香りが強すぎて不快」と感じる場合があります。

香りを細かく調整できる機能があれば、空間の用途や時間帯に応じて最適な香り環境を保てます。例えば、朝の開店前には強めに香らせて空間全体に拡散し、営業中は少し抑えることで、顧客が心地よく過ごせる空間を演出できるでしょう。

香りの印象はオフィスや店舗のブランディングにも直結するため、細かな調整機能は経営者や施設管理者にとって欠かせません。

アロマオイルを大容量収納できる

香りを長時間、広い空間に届けるためには、大容量のアロマオイルを収納できるディフューザーを選ぶことが大切です。業務用アロマディフューザーの中には、450mlのオイルを収納できるモデルもあります。

大容量のアロマオイルを収納できる業務用ディフューザーであれば、一度補充するだけで3か月以上交換不要なモデルもあります。こまめな補充が不要なため、手間をかけずに香りの空間演出を維持できるのが大きなメリットです。

一般的に450ml以上の容量を持つディフューザーは、大容量タイプとしてオフィスや店舗で使用するうえで十分な性能を備えているといえます。使用頻度や空間の広さに合わせて、専門業者に必要なスペックを相談すると、ディフューザー選びに失敗するリスクを低減できます。

オフィスや店舗などの広い空間でアロマディフューザーが機能しない原因

ディフューザーを使用しても香らない場合、使用している機種や設置環境に問題があるかもしれません。具体的には下記のような理由が考えられます。

  • 広さに適したディフューザーを導入できていない
  • ディフューザーを適切に配置できていない

これらのポイントを見直すことで、香りの効果を最大限に引き出せる可能性が高まります。ここからは、それぞれの原因について詳しく解説します。

広さに適したディフューザーを導入できていない

リードディフューザー

広さに適したディフューザーを導入できていない場合、香りが行き渡らない可能性があります。例えば、家庭用アロマディフューザーは基本的に10畳前後(約15〜20㎡)を対象として設計されており、広範囲へ香りを届ける拡散力は備わっていません。

実際、香りが広がらないと感じているケースの多くは、アロマディフューザーが香りを届けられる範囲と空間の広さが適していないことによって生じます。

特に、リードディフューザーのような自然拡散型の製品は、空気の流れや距離の影響を大きく受けます。そのため、空間の一部でしか香りを感じられないことがほとんどです。

そこで、広い空間では拡散力の高い業務用アロマディフューザーを使うことで、空間全体を快適な香りで包み込めます。香りが弱いと感じたときは、広さに適したアロマディフューザーを使用しているのかを確認してみましょう。

アロマディフューザーを適切に配置できていない

アロマディフューザー自体に問題がなくても、置き場所が原因で香りがうまく広がらないこともあります。広いオフィスや店舗では、空調の風向きやフロアの間取り、人の動線などが香りの拡散を阻む主な要因です。

例えば、排気口や換気扇、空気清浄機の近くにアロマディフューザーを設置すると、、香りが逃げてしまったり、すぐに消えてしまったりする恐れがあります。

アロマディフューザーの効果を最大限に引き出すには、空間に合った機種を選ぶだけでなく、エアコンの気流や人の動きを考慮して、香りが均一に広がる設置場所を見つけることが大切です。これは手軽にできる改善策のひとつなので、すでにディフューザーを使用している場合も、まずは置き場所を見直すことから始めてみましょう。

【アロマのプロが教える】広範囲のオフィスや店舗に適したアロマディフューザーを選ぶ基準とおすすめの機材3選

広い空間に香りを届けたいとき、「どのアロマディフューザーを選べばよいのか」と迷う方は少なくありません。オフィスや店舗などの広い場所で使用するアロマディフューザーを選ぶ際は、コンプレッサー式もしくは噴霧式を選びましょう。

コンプレッサー式業務用アロマディフューザーは、コンプレッサーを使用してアロマを微細なミスト状にし、広い空間に均一に拡散させる方式です。

噴霧式(ネブライザー式)は、アロマを微細なミストにして香りを広げるタイプです。アロマの成分が壊れず、自然な香りが長時間持続します。

一方、水を使用したり、アロマに熱を加えたりするタイプのディフューザーは、オフィスや店舗での使用にはあまり適していません。香りが薄まりやすく、成分バランスが崩れやすいため、十分な拡散力が得られず、香りの持続時間も短くなってしまいます。

さまざまなオフィスや店舗の空間演出に携わってきた、ウェルネスコンサルティング株式会社がおすすめする業務用ディフューザーは次の3つです。

  • Arocute
  • Aroslim
  • Aroscent

いずれの製品も拡散力に定評があります。以下では、各ディフューザーの特徴を紹介します。

Arocute

Arocute
白馬 ホテル アロキュート arocute 五龍館

Arocuteは、コンパクトなサイズ感(幅261mm×高さ127mm×奥行101mm)でありながら、広範囲に香りを届ける拡散性を兼ね備えたアロマディフューザーです。置き型・壁付け型どちらも可能であり、オフィスや店舗のどこにでも設置しやすい仕様となっています。

空間に合わせた最適な濃度調節機能が付いており、アロマディフューザーを初めて導入する方でも使いやすいことが特徴です。また、専用のアプリを活用すると、濃度や稼働時間を詳細に設定できます。

シンプルなデザインであることから、受付カウンターやエントランスなど、顧客の目にふれる場所へ設置しても、オフィスや店舗の雰囲気を損ないません。Arocuteは業務用アロマディフューザーのなかでも低価格帯であり、メンテナンスしやすい使用のため、多くの事業者に選ばれている一台です。

Aroslim

アロスリム aroslim
アロスリム アニバーサリーデンタル
プログリット

Aroslim(アロスリム)は、その名のとおり円柱状のスリムな形状の業務用アロマディフューザーです。最大850〜1,000㎥(約200平米・約70坪・高さ天井3〜4m)まで対応できる拡散力に魅力があります。

香りの強さを12段階で調整できるタイプとなっており、その日の環境に応じてアロマを最適な濃度で届けられます。特に、人の出入りが多くあるホテルのロビーや店舗などに選ばれているモデルです。

450mlも収納できることから、香りを長時間持続できる点に長けています。アロマの取り替えは専用のカートリッジを着脱するだけで、安全性や利便性が高くなっています。高機能でありながら扱いやすいアロマディフューザーを求めている方は、Aroslimを選ぶことがおすすめです。

Aroscent

aroscent アロセント
アロセント
アロセント エミルデンタルクリニック

Aroscent(アロセント)は、大規模施設や高天井の空間にも設置しやすい、本格的な業務用アロマディフューザーです。コールドエア・ディフュージョン(冷風拡散技術)という、アロマを微粒子にして拡散する技術を備えた製品で、本来の香りを損なうことなく長時間拡散できます。

拡散力も申し分なく、最大1,000m³の空間に対応できるパワーが魅力です。ショールームやイベント会場、クリニックなど、香りを活用して印象を高めたい空間に人気です。

Aroscentは壁に取り付けるほか、空調システムと繋げられるタイプとなっています。「アロマディフューザーを表に出したくない」「効率よく香りを届けたい」といったニーズに対応できることから、オフィスや店舗の見た目を意識する事業者からも支持を得ています。

広範囲に対応したアロマディフューザーを適切に配置するならウェルネスコンサルティング株式会社へご相談ください

広い空間にアロマディフューザーを設置する際、やみくもに置いてしまうと、香りがうまく均等に広がらないことがあります。ディフューザーの近くでは香りが強く感じられる一方で、離れた場所にはほとんど香りが届かない、というケースも少なくありません。

「香りが弱い」「特定の場所で匂わない」といった原因の多くは、その空間に適したアロマディフューザーを設置できていないことにあります。オフィスや店舗などの広い空間に香りをしっかりと届けるためには、業務用アロマディフューザーを導入することが不可欠です。

「ディフューザーを設置するうえで不明点がある」「ブランディング効果を高めたい」という経営者・店舗オーナーの方は、ぜひ一度、ウェルネスコンサルティング株式会社へご相談ください。最適なアロマやディフューザーを提案いたします。

無料相談もありますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


AOI’S AROMAでは、アロマの専門家が貴社の空間に合わせた最適な空間デザインをします。

当社では、東京・関東を中心に、関西や北陸・北海道含め、全国に200ヶ所以上の実績がございますので、どのような広さや空間でも対応可能です。

お問い合わせから、アロマ空間デザインに関する無料相談を実施しています。是非お気軽にご相談ください。

本記事の監修者

ウェルネスコンサルティング株式会社
代表取締役 葵 智恵子

葵 智恵子 ウェルネスコンサルティング株式会社
葵 智恵子 保有資格

ホテル、車ショールーム、クリニックをはじめ全国200ヶ所以上で香り空間デザインを実施

アロマの資格として、英国IFA認定国際アロマセラピストという、英国では看護師と同等の医療従事者として扱われる資格を取得。アロマ検定本『アロマ物語』監修。

アロマ空間デザイナー養成のためのアロマ空間デザインスクールを経営しており、全国から法人・個人の受講者が集まっている。

【保有資格】

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