【アロマ空間デザイン】アロマで美容室・サロンを変える！人気の香り3選と成功事例を紹介

「美容室の薬剤の匂いが気になる」
「お客様がリラックスできる空間にしたい」

アロマによる空間演出は、記憶に残りやすい香りを活用して、お客様にポジティブな印象を与えるだけでなく、薬剤の匂いを緩和し、心地よい空間を作り出します。

しかし、香りが強すぎると逆効果になってしまうため、適切な選定が必要です。

今回は、美容室やサロンでおすすめのアロマの使い方と香りをご紹介します。

美容室・サロンでアロマを導入するメリット

アロマ空間デザインは、リラクゼーションとお客様の快適性を促進してくれます。

香りは科学的に効果が認められており、近年ではその効果を取り入れた香りマーケティングという言葉が知られるようになってきました。

例えば、ラベンダーの香りには鎮静作用があり、心拍数や血圧を低下させる効果があることが研究で示されています。
また、ティーツリーの香りには抗菌作用があり、空気中の菌やウイルスを減少させる効果が期待できます。

こうした科学的な根拠に基づく香りの活用は、美容室やサロンにおける顧客満足度を高めるために非常に有効です。

強すぎる香りや癖のある香りは逆効果になることがあります。適度な濃度で香りを拡散させましょう。アロマディフューザーの濃度を調整したり、噴霧時間を定期的に確認することが大切です。専門家の客観的な感想や意見を取り入れると良いでしょう。

独特の薬剤の匂いを緩和

美容室やサロンでは、薬剤の匂いが気になるというお客様も少なくありません。

アロマを活用すれば、薬剤の匂いを和らげ、リラックスした環境を提供することができます。
特に、ラベンダーやティーツリーのような抗菌作用のある香りは、清潔感を保ちながら不快感を軽減し、より快適な空間を演出します。

ティーツリーの香りは、空気中の菌やウイルスを減少させる効果があり、衛生的な環境を保つのにも役立ちます。

心地よい空間づくり

「もっとリラックスできる空間を提供したい」と考える美容室やサロンにとって、アロマ空間デザインはとても効果的です。
心地よい香りはお客様にリラックスをもたらし、施術を受ける時間をさらに楽しんでもらえます。

研究によれば、シトラス系の香りは交感神経を鎮め、リラックス効果を促進することが分かっています。
シトラス系の爽やかな香りは、施術の前後にリフレッシュ感を提供し、リラックスできる空間を作り出します。

ほかにも、ラベンダーの香りはストレスホルモンであるコルチゾールを低下させる効果が確認されています。

匂いは記憶に残りやすい

香りは脳の記憶と強く結びついており、一度嗅いだ香りが長く記憶に残りやすいです。

美容室やサロンでアロマ空間デザインをすることにより、お客様にとって特別な場所として記憶に残り、再訪を促す効果があります。

例えば、リラックス効果が高いラベンダーの香りを取り入れると、心地よい体験が脳に刻まれ、次回もこの場所に来たいという気持ちを誘うことができます。

美容室・サロンのアロマ空間デザインで人気の香り3選

センチャ

伝統的な日本の緑茶からインスパイアされた、繊細で洗練された香りで、とても人気のある香りです。
最高品質の緑茶を思わせる驚くほど滑らかなアロマと甘い茶葉の香りが調和し、多彩な魅力を放つフレグランスです。
まるで高級ホテルにいるような雰囲気を演出してくれます。

ブレンドは、レモン、ベルガモット、カルダモン、ローズ、タイム、バイオレット、ナツメグ、ジャスミン、グリーンティー、マテ、ムスク、シダーウッド、ガイアックウッドで、バランスの取れた複雑で魅力的な香りを完成させています。

テヴェール

フランス語で「緑茶」という意味のテヴェールは、上質で洗練された空間を演出します。
少し燻したウッディな香りとフルーティで華やかな香りが交わり、緑茶の収穫時である春を思わせる、優しくて柔らかな香りです。

この香りは、ガイアックウッド、シダーウッド、ムスク、グリーンティー、ジャスミン、ナツメグ、タイム、カルダモン、ベルガモット、レモンのブレンドで、一流ホテルでも愛用されています。

ホワイトティ

中国皇帝が愛飲した白茶を再現した、官能的で清潔感溢れる香りです。
上質な柔らかさに品のある甘さを加え、心を躍らせるような幸福感満載の香りとなっています。

グリーンリーフ、ローズ、アヤメ、アプリコット、ジャスミン、ホワイトティーリーブス、ティーウッド、ヘリオトロープ、ホワイトムスクのブレンドで構成されています。

美容室・サロンでのおすすめの使い方

美容室やサロンでのおすすめの使い方をいくつかご紹介します。

空間全体をアロマディフューザーで香らせる

業務用のアロマディフューザーを使って、美容室やサロン全体を理想の空間に演出できます。
特に、美容室やサロンの入口の香りは、お客様の第一印象や全体的な体験に大きな影響を与えます。

香りは瞬時に脳に届き、感情や記憶に強く影響を与えるため、最初に感じる香りがその場所の印象を決定づける要素です。

リラックスした気分を提供したいのであれば、繊細で上品なフローラルの香りを持つレッドウッドはいかがでしょうか。親しみやすさを演出するなら、気分を高めてくれる新鮮なオレンジの皮を思わせる活気ある香りのベルガモットバーストもおすすめです。

香りのラインナップの詳細はこちらをご覧ください。

施術中のタオルに香りをつける

施術中のタオルやケープは、肌に触れるものなので嫌な匂いはさせたくないですよね。
タオルやケープにアロマを使用すると、リラックスした状態で施術を受けてもらえます。
お客様にとって、タオルやケープがいい香りだと、施術の満足度も高まります。

例えば、セリーンの香りは抗菌作用があり、清潔感を保てます。

シャンプー中に癒しの香りを提供する

シャンプー中は目を閉じますので、嗅覚へのアプローチが特に重要になります。
シャンプーボウルやフェイスガーゼから癒しの香りを演出するのもおすすめです。

シャンプー中のリラックスタイムがさらに特別なものになるように、リラックス効果の高い香りを使って、お客様に癒しのひとときを提供しましょう。
心を落ち着かせてくれるような、穏やかでやさしい香りや甘くフローラルな香りがいいでしょう。

美容室・サロンのアロマ空間デザイン導入事例

当社の実績から、美容室・サロンでのアロマ空間デザインの事例をいくつかご紹介します。

1. A社
   • 入口でお客様を迎える際にラベンダーの香りを使用し、リラックスした雰囲気を提供
   • シャンプーエリアでは、ペパーミントの香りを使用して爽快感を演出
     

1. B社
   • 施術中にローズの香りを漂わせ、リッチで上品な空間を演出
   • 清潔感を保つために、タオルにはユーカリの香りを使用

アロマ空間デザインにおけるよくある質問

美容院・サロンにアロマ空間デザインを導入する際によくある質問に関してお答えします。

香りは1つに決めないといけないですか？他の香りにも変えられますか？

ブランディングを意識するのであれば、固定の香りが良いです。

しかし、他の香りに変更したいというご希望がある場合、当社では季節やお客様の反応に応じて、3ヶ月に一度程度を目安に変えています。

定期的に香りを変えることで、常に新鮮な気分を提供できます。

香りを強くしたり弱くしたりしたいのですが、調整できますか？

アロマディフューザーの設定で、香りの強弱は調整可能です。

空間や置く場所、どう演出するかによって香りの強さは変わってきますので、ご要望に合わせて対応しております。

アロマの選び方に迷ったときはどうすればいいですか？

プロのアロマセラピストに相談したり、少量ずつ試してみると良いでしょう。

もし業者に依頼する場合は、地域に密着した業者を選ぶと安心です。特に、アロマテラピーの専門家がしっかりとしたノウハウを持つ会社を選ぶと良いでしょう。
逆に、遠方での実績が多い業者は、本社が東京にあっても手厚いサービスを受けにくいことがあります。

当社は関東を中心に関西、北海道、東北地方、中部地方で多くの実績を持っています。また、アロマテラピーの資格を持った専門家集団です。

最近では美容室やサロンから多くのご相談を受け、空間の課題を抽出し、目的に応じたアロマブレンドを提案しています。

まとめ

美容室やサロンでアロマ空間デザインを利用するのは、以下のような理由があります。

• 独特の薬剤の匂いを緩和
• 心地よい空間づくり
• 匂いは記憶に残りやすい

美容室やサロンでおすすめのアロマの使い方は、下記のとおりです。

• 空間全体をディフューザーで香らせる
• 施術中に身に付ける物の香りを良くする
• シャンプー中に癒しの香りを提供する

お客様にリラックスを提供し、薬剤の匂いの緩和、心地よい空間づくりなど、多くの利点があります。

アロマ空間デザインをうまく活用して、思い描く理想の空間を実現してみてください。