夏休み特別企画|アロマ空間デザインのクイズにチャレンジしよう

夏休み特別企画として、アロマ空間デザインにおけるクイズを、当社の経験をもとに作成しました。
アロマ空間を始めたいなと思われている商業施設やオフィスや店舗の方々、あるいはアロマ空間デザイナーの仕事に興味のある方、ぜひチャレンジしてみてください。

アロマ空間デザインクイズ

尚、これらのクイズはあくまで一般的な考え方で作っていますが、アロマ空間はゼロイチで答えが決まるものでもありません。
現場ではいろいろなケースがありますので、柔軟に対応していくことが重要です。

また、正解は、どこかに定められているものでもありません。
当社の考える理想として作っておりますので、一つの考え方としてお楽しみください。

目次

Q:アロマ空間デザインで香りを選ぶ際に、最初に考慮すべき事項は何でしょう?

a) 価格
b) 自分の好みの香り
c) 設置場所の特性と目的
d) 季節

眼鏡と本

正答と解説

c) 設置場所の特性と目的
香りを選ぶ際には、設置場所の特性と目的を最初に考慮することが重要です。目的をかなえるために、それに合った香りを選ぶことで、効果的なアロマ空間デザインが実現します。
自分の好みだけで選ぶと、設置場所の特性に合わず効果が半減することがあります。他の選択肢は補助的な要素として重要ですが、最優先事項ではありません。

a)の価格は予算の管理においてとても重要な要素ですが、香りの選定において最初に考慮すべき事項ではありません。目的の明確化が重要であり、価格はその次に考えるべき要素です。価格から考えて、もともとの目的があやふやになっているケースがよくあります。
b)の自分の好みの香りを選ぶと、設置場所や目的に合わない可能性があります。これは当社がアロマ空間デザインをする上でかなり多く起こるケースです。個人の好みよりも、空間の利用者全体のニーズや空間の目的を考慮することが重要です。例えば、リラックスが必要な場所にエネルギッシュな香りを選ぶと効果が半減します。
d)の季節に合わせた香りを選ぶことは考慮に入れるべき点ですが、最初に考えるべき事項ではありません。季節はあくまで補足的な要素であり、まずは空間の特性と目的に最適な香りを選ぶことが優先されるべきです。目的に合った香りを選んだ後に、季節に応じて微調整するのが適切です。

Q:ホテルのロビー全体を香らせたい時に適したアロマディフューザーはどれでしょう?

a) 加湿器タイプのディフューザー
b) 小型ポータブルディフューザー
c) 空調に接続されたディフューザー
d) アロマキャンドル

ディフューザー

正答と解説

c) 空調に接続されたディフューザー
解説:ホテルのロビーは広い空間であり、天井も高く、多くの人々が出入りする場所です。
空調に接続されたディフューザーを使用することで、広い空間全体に均等に香りを拡散させることができます。
a)の加湿器タイプやd)のキャンドルタイプなど、水や熱を使うタイプは、清潔面や安全面からオススメできません。
b)の小型タイプも、広い空間を香らせることを考えると、無理があります。

Q:アロマ空間デザインを施したレストランで避けるべき香りはどれでしょう?

a) レモン
b) ペパーミント
c) ラベンダー
d) シナモン

ハーブティー

正答と解説

c) ラベンダー
ラベンダーはリラックス効果が高い香りですが、実は食欲を抑える効果もあるため、レストランでは避けるべきです。
飲食をする可能性のある空間では、a)レモンやb)ペパーミント等が、爽やかでリフレッシュ効果があり、食欲を促進する効果もあり、好まれます。
空間を清潔で明るく感じさせる効果もあり、レストランでは、多くの料理とも調和しやすく、一般的に好まれる香りです。
d)シナモンも食欲を刺激する効果があります。暖かくスパイシーな香りであり、特にデザートやコーヒー、焼き菓子などとの相性が良いです。

Q:勉強をする図書館におけるアロマ空間デザインで最も効果的な香りはどれでしょう?

a) スペアミント
b) ローズマリー
c) ジャスミン
d) バニラ

新聞

正答と解説

b) ローズマリー
ローズマリーは記憶力や集中力を高める効果があり、静かな環境での読書や勉強に適しています。図書館では、利用者が集中して本を読むことができるようにすることが重要です。
スペアミントの香りは、覚醒効果が高く、リフレッシュや集中力を高める効果がありますが、その香りが強すぎるため、それ単体では図書館の静かな環境には向きません。
ジャスミンの香りはリラックス効果が高いですが、甘くて濃厚な香りが強すぎるため、図書館のような集中が必要な場所では適しません。
バニラの香りは甘くて心地よいですが、甘さが強すぎると感じる人もいます。図書館のような集中が必要な場所では、甘さが強すぎる香りは集中力を妨げる可能性があります。

Q:アロマ空間デザインで、オフィスの会議室に最適な香りはどれでしょう?

a) イランイラン
b) サンダルウッド
c) レモン
d) パチュリ

会議

正答と解説

c) レモン
レモンの香りは集中力を高め、精神を活性化させる効果があります。会議室では、参加者の集中力を維持し、生産的な会議を促進するためにレモンの香りが最適です。

イランイランの香りはリラックス効果が非常に高く、ストレスを和らげるのに適しています。しかし、リラックスしすぎると会議中に集中力を欠く可能性があり、生産的な議論ができなくなることがあります。そのため、集中力を高める香りが求められる会議室にはそれ単体では不向きです。
サンダルウッドの香りはリラックス効果が高く、穏やかで落ち着いた雰囲気を作りますが、会議室では集中力やエネルギーを高める香りが望ましいため、サンダルウッドはやや適していません。
パチュリの香りは強くて独特であり、リラックス効果がありますが、万人受けしにくい香りです。会議室では、参加者全員が快適に感じる香りが重要であり、パチュリはその点で単体で使うには適していません。

Q:アロマ空間デザイン業者を選定する際にまず初めに確認すべき要素は何ですか?

a) 価格の安さ
b) サービスの質
c) 香りの種類の多さ
d) ディフューザーのブランド

考える人 男性

正答と解説

b) サービスの質
これは難しい問題です。他の選択肢もとても重要ですので、ここでは問いの「まず初めに」に絞って解説します。
きめ細やかなサービスをしてくれるかどうかは、業者の信頼性とサービスの質を示す重要な指標です。例えば、いろんな観点からアドバイスしてくれるか、香りを変えたい時に対応してくれるか、アロマに関する専門知識があるか、目的をヒアリングして適切な提案をしてくれるか、例外的な費用がかかったりしないか、等です。
a)の価格はとても重要な要素です。予算に合うかどうか、最初に確認することもおかしくありません。とはいえ、「まず初めに」価格だけに基づいて選定すると、満足のいく結果を得られない可能性があります。
c) 提供するエッセンシャルオイルの種類が多いことは一つの利点ですし、d) ディフューザーのブランドがしっかりしていることも利点ですが、それだけでは業者のサービスの質を判断する材料にはなりません。それらはゆくゆく確認したい事項ではありますが、「まず初めに」に絞って解説しました。

いかがでしたか?

アロマ空間デザインはケースバイケースで、とても奥深く、現場では必ずしもセオリー通りにいかないこともあります。

うちの事務所にもアロマ空間をぜひ検討されたいと思われた方、また、自分もアロマ空間デザイナーのお仕事がしてみたいと思われた方は、下のお問い合わせフォームからお知らせください。


AOI’S AROMAでは、アロマの専門家が貴社の空間に合わせた最適な空間デザインをします。

当社では、東京・関東を中心に、関西や北陸・北海道含め、全国に200ヶ所以上の実績がございますので、どのような広さや空間でも対応可能です。

お問い合わせから、アロマ空間デザインに関する無料相談を実施しています。是非お気軽にご相談ください。

本記事の監修者

ウェルネスコンサルティング株式会社
代表取締役 葵 智恵子

葵 智恵子 ウェルネスコンサルティング株式会社
葵 智恵子 保有資格

ホテル、車ショールーム、クリニックをはじめ全国200ヶ所以上で香り空間デザインを実施

アロマの資格として、英国IFA認定国際アロマセラピストという、英国では看護師と同等の医療従事者として扱われる資格を取得。アロマ検定本『アロマ物語』監修。

アロマ空間デザイナー養成のためのアロマ空間デザインスクールを経営しており、全国から法人・個人の受講者が集まっている。

【保有資格】

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