【経営者必見】天然成分ならではの集中力UP作用!おすすめの精油4選

疲れがたまって集中できない、長い会議中にぼーっとしてしまう、そんな時はありませんか?

今回は、そんなお悩みを香りで解決する方法をご紹介します。

アロマ(精油)は植物から抽出されたものですが、その精油には天然成分が含まれます。その天然成分の中には、様々な効果があります。

実は天然成分の香りによって記憶力ややる気に変化が出たという研究も発表されており、集中力アップ作用があることがわかっています。

今回は、集中力UPしたいときに役立つおすすめの精油をご紹介していきます。

目次

天然成分が持つ集中力UP作用

すっきりした笑顔の女性


天然成分が持つ集中力アップ作用には、以下のような特性が関係しています。

  • 香りによる刺激
  • ストレス軽減
  • 気分改善
  • 呼吸器系や循環器系への影響

これらの要因が組み合わさって、天然成分が集中力をアップさせる効果をもたらします。

近年ではこういった香りの作用をオフィスに取り入れて、有効活用している企業も増えています。

実際に、経営者であるお客様から、「従業員がもっと快適に働ける環境にしたい」「業務効率を上げたい」「ストレスマネジメントをしたい」等のお声をいただくことがあります。

効果的な香りや使用方法を見つけるためには、専門家のアドバイスや実際に使用してみることが必要です。

精油には天然のものもあれば、合成のものもあります。どちらにもメリット・デメリットがありますので、天然と合成の違いについても知っておくと、精油選びの際に役立ちます。詳しくはこちらをご覧ください。

香りによる刺激

精油の中には脳内の神経系を刺激し、気分をリフレッシュし、注意力を高めるものがあります。

引用元:『小学生の計算力と気分に与える精油の影響』熊谷千津、永山香織

小学校高学年を対象に、百ます計算をしたときの計算ミスの減少率と気分の影響を調べたデータがあります。

実験はペパーミント油とオレンジ・スイーツ油、精製水の香りを漂わせた教室で行われ、「10分間でできるだけたくさん、どんどん解いてください」と計算を素早く行うよう指示を出し、誤答数を調べました。

すると精製水を嗅いだときと比べ、ペパーミント油を嗅ぐと計算ミス減少率が23.8%、オレンジ・スイーツ油を嗅ぐと27.3%になったという実験データが出ました。

集中力を高める精油は、ペパーミントやオレンジの他に、ローズマリーやユーカリ、レモンなどもあります。

ストレス軽減

集中力が低下する主な原因の1つはストレスです。

精油に含まれる成分は、リラックスやストレス緩和を促す働きがあります。リラックスした状態であれば、脳はより集中しやすくなります。

下記の図は精油を嗅いだとき、頭頂部から見た脳の反応を表したものです

※古賀良彦「ストレス・コーピングの鉄則に、「3つのRの実践」」ヘルシスト265号より抜粋

P300とは、脳が特定の刺激に反応したときに発生する電気信号のこと。脳波(脳の電気活動)を測定する方法の一つである「脳波計(EEG)」を使って検出されます。心理学や神経科学の分野において、認知機能(考えたり覚えたりする力)を研究するために使われることが多いです。

α波とP300の両方において、色が濃い部位は活動性が高いことを示します。

ラベンダーのような鎮静効果のある香りは、後頭部でα波が増加し、一方でレモンのような認知能力を高める香りでは頭頂部でP300の活動性が増加していることがわかります。

また、本人が「ラベンダーの匂いは、特に好みではない」としていても、意識とは関係なく脳の反応として、心地よいと感じるα波が発生していることが、この研究からわかりました。

気分改善

精油は気分改善に大いに役立ちます。

香りは嗅覚を通じて脳に直接働きかけ、リラックスやストレス軽減に寄与するため、結果として集中力の向上にもつながります。

シトラス系の精油は気分を明るくし、エネルギーを高めます。

また、フローラル系の精油も心を落ち着かせたい、安心感が欲しいというリラックスタイムにおすすめで、気分転換にぴったりの香りです。

呼吸器系や循環器系への影響

精油の香りを嗅ぐことは、呼吸器系や循環器系へ影響を与えることがわかっています。

良い香りを嗅ぐと呼吸が深くなり、血液の循環が促進されます。

これにより、脳に酸素や栄養が効率的に供給され、集中力が向上する可能性が研究で示されています。

グレープフルーツ精油の香りを嗅いだことで、脳内の情報処理速度が速まったという報告もあります。(出典:大野博美、他(2007)グレープフルーツの香りの吸入が課題遂行に伴う集中力低下を防ぐ)

集中力UP作用におすすめの精油4選

集中力アップ 精油

集中力UP作用を期待する場合には、下記の精油がおすすめです。

  • ローズマリー
    フレッシュでクリアなハーブ調の強い香りです。精神を高揚させる、集中力アップ、リフレッシュなどの効果があります。
  • ペパーミント
    爽快感のあるすっきりとした香りが特徴で、集中力を高める助けになるとされています。リフレッシュ効果に優れており、眠気スッキリといった効果が期待されます。
  • ラベンダー
    上品な華やぎのあるフローラルで爽やかな甘い香りで、リラックス効果があります。ストレスや不安を軽減するのに役立ちます。
  • レモン
    爽快な香りがあり、気分を明るくさせる効果があります。気分の改善が、集中力を高める助けになります。

まとめ

天然成分ならではの集中力アップ作用は下記のようなメカニズムが関係しています。

  • 香りによる刺激
  • ストレス軽減
  • 気分改善
  • 呼吸や循環への影響

集中力アップには下記の精油がおすすめです。

  • ローズマリー
  • ペパーミント
  • ラベンダー
  • レモン

御社にも集中力UPを目的としたアロマ空間デザインを取り入れてみてはいかがでしょうか。


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本記事の監修者

ウェルネスコンサルティング株式会社
代表取締役 葵 智恵子

葵 智恵子 ウェルネスコンサルティング株式会社
葵 智恵子 保有資格

ホテル、車ショールーム、クリニックをはじめ全国200ヶ所以上で香り空間デザインを実施

アロマの資格として、英国IFA認定国際アロマセラピストという、英国では看護師と同等の医療従事者として扱われる資格を取得。アロマ検定本『アロマ物語』監修。

アロマ空間デザイナー養成のためのアロマ空間デザインスクールを経営しており、全国から法人・個人の受講者が集まっている。

【保有資格】

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